記号の意味
楽譜には、演奏上に必要な様々な記号が出てきます。
ただしこれも、全部を覚えようと思ったら、かなり多くの時間がかかります。
まずは、ギターの演奏に良く使うものだけ覚えておきましょう。
一般的な音楽記号
一般的な音楽記号で、ギターに良く使われるものをまとめてみました。
ヴィブラート:
弦を上下に揺らして、音を揺らします。
スタッカート:
ピッキングした直後に弦の揺れを止めて、音を短く切ります。
アクセント:
記号の付いた音符を強く弾いて、音を強調します。
主に、感情表現や曲のダイナミクスにかかわる記号が多いですね。
ギターは、感情表現が出しやすい楽器だと言われています。
楽譜上にも、そういった特徴が表れていますね。
ギターに特有の記号
一方で、ギターという楽器に特有の記号もあります。
こちらは演奏技術に関わるものが多いですね。
アップ・ダウンの指示:
ピッキングをアップで弾くか、ダウンで弾くかの指示です。
h・p:
それぞれ"ハンマリング""プリング"で弾きます。
ミュート:
弦の音を止めてミュートさせます。
チョーキング:
弦を引っ張ったり、押し上げたりして、音程をアップさせます。
それぞれのテクニックのやり方は、上達編で詳しく説明します。
今はとりあえず「こんな記号があるんだな」
ということを覚えておきましょう。