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指弾きのときの指使い

アコースティックギターには、ピックを使わずに弾く奏法もあります。

 

"指弾き"や"フィンガー・ピッキング"と呼ばれる奏法は、
ピック弾きよりも更に強弱のニュアンスが付けやすく、
感情表現も更にやりやすくなります。

 

 

指使いを覚えよう

指弾き(フィンガー・ピッキング)はその名からわかるように、
指で弦を弾くテクニックです。

 

親指〜薬指までを使う、フォー・フィンガー
親指・人差し指・中指の3本を使う、スリー・フィンガーが主流です。

 

もちろん、5本全ての指を使う人や、2本しか使わない、1本しか使わない
と言った演奏家もいますが、それらは特殊な例として考えましょう。

 

スリー・フィンガーも、フォー・フィンガーも、
どの指でどの弦を弾くかは、大体決まっています。

 

pic30.gif

 

親指は、低音側の弦を担当して、その他の弦を一本ずつ他の指が担当します。
使うコードやフレーズによって、多少指使いが変化することもあります。

 

まずは、狙った弦を確実にヒットできるように、
何度も練習して弦と指の位置関係を覚えてしまいましょう。

 

 

フィンガー・ピッキングのフォーム

指弾きのフォームは、親指の付け根の位置を基本に考えましょう。
親指の付け根が、サウンドホールの端くらいに位置するように構えます。

 

(サウンドホールが無かったり、特殊な形のギターを使っている場合は、
下の写真を参考に手の位置を決めましょう。)

 

pic31.jpg

 

手首から先をリラックスさせて、弦よりも少し浮かせる感じに構えます。
全ての弦に同じように力が入れられるように意識しましょう。

 

親指のピッキングは、弦を上から下に向かって弾くようにします。
人差し指〜薬指は、弦を下から上に向かって弾きます。

 

指弾きの時に、爪を伸ばして弾く人と、爪を切って弾く人がいます。
爪を伸ばして弾く時は、指と爪の付け根くらいで弦をヒットするようにします。

 

爪を切って弾く場合は、指の腹〜先端あたりでヒットすると弾きやすいでしょう。

 

爪で弾くと、ピックで弾いたときのように硬い音が出ます。
指先で弾くと、柔らかい音になります。

 

爪弾きと指弾き、どちらが良い・悪いということではなく、
自分の弾きやすい方や、音の好みで選んでしまって良いでしょう。

 

筆者は他の楽器も演奏するので、
邪魔にならないようにいつも爪は切っています。
それでも力加減によって強い音は出せるので、特に問題はありません。



 

 

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